バーテンダーとカクテルの老舗BAR講座・バースプーン

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老舗バーのバー開業講座「バースプーンを、まわす回数は?」

カクテルレシピ通りで美味しいカクテルは作れません。プロのバーテンダーの方法とは?自社ビルを建てた老舗バーが60年のノウハウを伝授。

カクテルレシピ通りで美味しいカクテルは作れません。プロのバーテンダーの方法とは?自社ビルを建てた老舗バーが60年のノウハウを伝授。

  1. バーテンダーとカクテルの老舗BAR講座
  2. バー開業講座目次
  3. 老舗バーのバー開業講座「バースプーンを、まわす回数は?」

バースプーンを、まわす回数は?

バースプーンは、何回まわすのか?

カクテルの作り方には、ビルド、ステア、シェーク、ブレンドとあります。そのうち、主に、ビルド、ステアで、バースプーンを使用します。
このビルド、ステアで、バースプーンを、何回まわすのか?


カクテルによって、回す回数が、決まっているわけではありません。
カクテルに使用している材料で、回す回数が、決まる部分があります。

また、材料の温度、氷の大きさや硬さ、季節など、さまざまな要因で、変わってきます。さらに、当たり前の話ですが、作る人の腕前にも、大きく関係してきます。

ですから、バースプーンは、何回まわす!と、明確には、言いきれません。

どの程度の腕前なのか?
材料や氷は、どういった状況のものを使用しているのか?
お客様の、求めているカクテルは、どういうものか?

さまざまな点を、考慮に入れながら、バースプーンを、回します。何回、回すか?考えなければならない事が、たくさんあるのです。

バースプーンをまわす回数が、決まっている場合

ただ、唯一、バースプーンを回す回数が、ある程度、決まってくる場合があります。それは、

炭酸系を使用するカクテル。

ジンジャエール、トニックウォーター、ソーダなど、炭酸の入ったものを使用するカクテルの場合です。

この場合、基本的には、バースプーンは、1回しか、回しません。なぜなら、回せば、回すだけ、気が抜けますし、氷が溶けて、水っぽくなるからです。

初心者では、1回では、上手に、混ざらない場合もあります。その場合の回し方のコツ、というのもあります。リキュールを使用するカクテルなどは、こうしたコツを押さえて、1回~2回まわします。

基礎を、きちんと学習し、そのカクテルの、レシピや作り方の意味を考えてみれば、当たり前に、分かる事です。

「バースプーンは、何回、まわせばいいのでしょうか?」

この質問が出てくるという事は、まだまだ、基礎さえ、身につけていない証拠です。
その場合、基礎から、きちんと学習する事を、おススメします。

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