シェークを習得するために重要な事(1)
シェークの前に、カクテルを、誤解してませんか?
誰もが、カクテルといえば、シェーク!
そんなイメージを持っていらっしゃるのでは?
シェーカーを振らないカクテルは、本物ではない!などと、勘違いされている方もあります。実際のところは、シェーカーをふらずに作るカクテルも、たくさんあります。
「マティーニ」も、シェーカーは振りません。例外もありますが・・・
そして、カクテルを自分で作ってみたい。あるいは、バーテンダーの技術を身につけたいと思われる方が、最初に、チャレンジしたいのが、シェークでしょう。
まずは、シェーカーを振ってみたい。
シェーカーを、カッコよく上手に振れるようになるには、どうすればよいのだろう?
さまざまな書籍や、ネットで調べて、研究を始めてみる。見よう見まねで、シェーカーを振ってみる。
その結果・・・
まずい!美味しくない!
プラス、シェークが、プロのように、できない!
なぜ?????
プロ仕様のシェークは、どこにも記載されていません。
当然です。
本やネットに記載されているのは、随分、昔から、本に記載されている低レベルな方法と同じ事を、別の表現で、書いているにすぎません。
どういうことか?
結論からいうと、プロのバーテンダー仕様のシェークの方法は、記載されていません。
とりあえず、シェークに関しては、これぐらいの事を書いておけばいいだろう!と、最初に解説書を書いた人が、思ったんでしょうね。世界で初めての一般向けのカクテル解説書、いつごろ、どこで出版されたのか、私も知りませんが・・・
そして、それ以降、出版される時に、当然、本の著者は、さまざまな書籍を参考にします。そして、同じレベルのシェークの解説が、ずっと、何十年も続いているわけです。
これで、プロのバーテンダー仕様のシェークなど、できるわけがないのは当たり前でしょう。
だから、誰もが、プロのバーテンダーとは、振り方が違う!どう説明していいか、分からないけど、どこか違う?という結果になるわけです。
ですから、上手にシェークができないのも、カクテルが美味しくないのも、あなたが下手だからでは、ありません。
これで、長年の悩みが、すっきりした方も多い事でしょう。
私も、嬉しいです。
いやいや、ちょっと待った。
では、プロ仕様のシェークの方法って??
どこが、どう違うのか?って。