バーテンダーとカクテルの老舗BAR講座・果汁の絞り方

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老舗バーのバー開業講座「大半の人が間違っている、果汁の絞り方」

カクテルレシピ通りで美味しいカクテルは作れません。プロのバーテンダーの方法とは?自社ビルを建てた老舗バーが60年のノウハウを伝授。

カクテルレシピ通りで美味しいカクテルは作れません。プロのバーテンダーの方法とは?自社ビルを建てた老舗バーが60年のノウハウを伝授。

  1. バーテンダーとカクテルの老舗BAR講座
  2. バー開業講座目次
  3. 老舗バーのバー開業講座「大半の人が間違っている、果汁の絞り方」

大半の人が間違っている、果汁の絞り方

間違った果汁の絞り方が、普及しています。

間違いだらけの「果汁の絞り方」が、普及しています。
単に、果汁を搾るだけだろう!カンタンだろ!
そう、おっしゃられる方が、非常に多いはず。

生のグレープフルーツなど、スクイザーといっしょに提供している飲食店もありますね。そして、素人ですから、当たり前ですが、ひどい絞り方をなさってます。
ほぼ、99%!アウトです。なかには、飲食店のプロの立場の方でさえ・・

本来あるべきプロの絞り方を理解している人は、いったい、どれぐらいいらっしゃるのでしょう。難しい事ではありません。知っているか?どうか!

果汁を搾る場合の、注意点の意味を理解しているか?
なぜ、そのような絞り方をしなければならないのか?


いつもお話している事と同じです。意味を理解していない技術は、技術ではありません。

にもかかわらず、こんなに、間違った果汁の絞り方が普及したのには、理由があります。それは・・・・


間違った果汁の絞り方が普及した理由

はっきり言って、多くの書籍やテレビのせいです!テレビのCMの影響は、大きいでしょうね。大手メーカーのCMにもかかわらず、最悪の絞り方を、どうどうと流しているのが大半です。

広告制作会社が作るわけで、バーテンダーなど、専門家がいるわけではありません。 プラス、目的が違うのですから、間違っていても、やむをえない事でしょう。

もうひとつの問題は、それを、正しい方法と勘違いしてしまうアマチュアのバーテンダーでしょう。プロのバーテンダーなら、きちんと学習していますから、そのような事はないのですが・・・

見よう見まねで、この業界にいる人も多く、こうした方達は、テレビで流れているから、正しいのだろうと思ってしまうわけです。

普及している方法が、正しいと思ってしまう錯覚。人と違う事をすると、矯正されるような教育が生んだ弊害かもしれませんね。最近は、個性を伸ばす教育の重要性も見直されたようで、喜ばしい事です。

正しい果汁の絞り方のヒント

さて、果汁の正しい絞り方、ご存知でしょうか?ヒントを差し上げましょう。

まず、スクイザーといって、絞る時に使用する容器がありますよね。真ん中の部分が、らせん状の突起がついている、果汁を搾る器具です。

このスクイザーを使用するときに、オレンジやグレープフルーツを、この突起の部分に押しあてて、グルグルと回します。

ちなみに、この時点で、すでに、アウトです。


さて、あなたは、この短い文章のなかで、絞り方の間違いが、どこにあるのか?気付かれましたか?

果汁を絞る時の、意味を考えれば、どこが間違っているか、分かります。よ~く、考えて下さい。

美味しい果汁を搾るには、どうするべきか? いつもお話する事ですが、全ての事には、意味があります。

なぜ、そのような絞り方をしなければならないのか? こうした意味の重要性を理解して、初めて、知識・技術を、有効に生かすことができるのです。単なる、物まねでは、いつまでたっても、カクテル作りは、上達しません。

果汁を絞る時の注意点の意味! これを、しっかり勉強してみて下さい。どのように、スクイザーを利用して、果汁を絞るべきか?きっと理解できるはずです。

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