日本独自のカクテル進化が、本来あるべき姿
老舗バー開業コンサルタントです。いつも、ご覧頂きありがとうございます。では、早速・・・
レシピの意味を理解するところが第一歩
何度も繰り返し、繰り返し、ブログや、ホームページや、メルマガや、とにかく、あちこちで、お話している事です。
ですので、「またか!・・・」という声も、聞こえてきますが、そこは、マイペースで。
カクテル作りでは、カクテルレシピの意味を理解する事が、最も重要です!
ここを、しっかりと理解して頂ければ、これから、カクテルレシピの暗記などで、悩まれること自体が、ナンセンスとなります。
カクテルレシピが、あまりにも、重要であるかのごとく独り歩きをしているのが、おかしい事だと、私は思っています。
カクテル名と、カクテルレシピの暗記が、全く必要ない!とまでは、言いませんし、それでは、カクテル自体の存在意義がなくなってしまいます。
それを踏まえた上で、カクテル名や、カクテルレシピの暗記をしているだけでは、全く意味がない!ということを、お伝えしたいのです。
私自身、若かりし頃に、少ないですが、500ぐらいは、完璧に、レシピを暗記した事があります。ですから、無駄とは、思いませんし、少しは、必要だと思っています。
しかし、無駄にはなりませんが、それだけでは、全く上達しません。こうした部分を、きちんと教える事が、後世の日本のバーのために重要だと、私は思っています。
日本独自のカクテルの世界
さて、ここからが、今回のお題ですが・・・日本は、感性の部分で、かなり諸外国と違うと私は思っています。
そして、日本には、日本独自の文化があり、日本独自のカクテルの世界があっていいと、思うのです。
誤解のないように申し上げますが、日本以外の諸外国を否定するものではありません。それぞれの国で、素敵な文化があり、素晴らしい要素が、たくさんあるはずです。
ただ、その国の個性を生かした発展を遂げていくのが、本来あるべき姿だと思うのです。
ですから、世界標準のカクテル、日本独自のカクテル基準、それぞれあっていいと思うのです。単なる日本でできたカクテルレシピという意味ではありません。
日本人にあうカクテルと、その作り方を、レシピの意味を理解して、業界全体で、発展させていければいいな~と、思っているのです。
おこがましい事ですが、そこに、ほんの少し、役立つ事ができれば!そんな思いを込めて、さまざまな活動をしているつもりです。
どちらかと言えば、何でもかんでも、世界標準を目指そうという思考が重視される時代です。
しかし、「全て右ならえ!」というのは悪習慣だと思うのは、私が、ちょっと、へそ曲がりなせいかもしれませんが・・・苦笑
では、また・・・