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バー開業コンサルタントの老舗BAR講座・カクテルで悪酔いさせない工夫

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自社ビルを建てた老舗バーが60年のノウハウを伝授

自社ビルを建てた老舗バーが60年の秘伝を伝授する、全28巻の教材

カクテルで悪酔いさせない工夫

老舗バー開業コンサルタントFIZZ

老舗バー開業コンサルタントです。いつも、ご覧頂きありがとうございます。では、早速・・・

カクテルの悪酔いでボトルが逆さまに映った画像

悪酔いへの対処も、バーテンダーの仕事

悪酔いしないように、提供するのもバーテンダーの仕事。

ですから、好みを伺って、いろいろ考えながらカクテルを薦めます。

ただ、どうしても、カクテル名で、オーダーが通ると、作らざるをえない事も。



何を、言いたいか?というと、カクテルを飲むときの基本についてです。

カクテルを、悪酔いせずに飲むには、

「お酒のベースを変えずに、飲むのが基本。」




つまり、

「モスコミュール」

「ジントニック」

「XYZ」

こんな順番で、カクテルを飲むのは、最悪です。

ベースが、ウォッカ、ジン、ラムと、ばらばらです。



ですから、こんなオーダーが、通った時は、同じベースにしましょう!と、お客様に、悪酔いしないように、すすめるのが基本です。

ただ、店によっては、お客様のオーダーを、忠実に守るところもあります。

もちろん、お客様の好みで好きなように飲んで頂いて構わないですけど・・・

お客様の誘導の方法を学ぶべし

前述のような順番で注文すると、カクテルを、あまり飲んだことのない人なんだな~と、バーテンダーは、思っているわけです。



ここで、お客様に、恥をかかせない様に、上手に、同じベースを薦めるのが、バーテンダーの仕事だと、私は、思っています。

いかに、気持ちよく、飲んで頂くか!は、重要な事ですから、お客様の注文を、上手に変更しましょう。



まあ、こうした対応を、スタッフ全員に、徹底しているバーも少なくなったように思います。

先ほどの例を、ベースを変えずに飲んで頂くとするなら、

ウォッカベースでまとめると

「モスコミュール」

「ウォッカトニック」

「バラライカ」

こういう順番になります。

最後に、ちょっときついカクテルの「バラライカ」で、締めというところですね。



ただ、アルコールは、量を飲みすぎれば、ベースが同じでも、悪酔いします。

当たり前ですね(苦笑)



カクテルは、度数にもよりますが、3~4杯ぐらいまでで、終了するぐらいが、ちょうどいいのでは?

そして、お客様の自覚がないなら、それをコントロールするバーテンダーになり、より一層の信頼を得て、お客様と長いお付き合いができるといいですね。

では、また・・・

本物のカクテル作りなど
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