ショートカクテル、ロングカクテルの違いとは?
老舗バー開業コンサルタントです。いつも、ご覧頂きありがとうございます。では、早速・・・
ショートカクテルと、ロングカクテルの意味の勘違い
今さらな気もしますが、基礎中の基礎のお話しです。
さて、あなたは、カクテルグラスに入っているのが、ショート??と、思っていませんか?
本来の意味を考えると、
- ショート・カクテル → ショートタイム・カクテル
- ロング・カクテル → ロングタイム・カクテル
このように思って頂くのが、最も理解しやすいと思います。
ショート・カクテルは、シェークなどをして、そのカクテルを飲む適温に冷やして提供されます。
それが、氷の入っていないグラスに入れて出されるため、適温状態である短い時間(ショート・タイム)で飲むカクテル!
ロング・カクテルは、氷がグラスに入っており、適温を維持でき、少しは、長い時間(ロング・タイム)をかけて飲んでも良いカクテル!
ただ、氷が入っていないという事は=カクテル・グラスなどのグラスで提供される事が大半!
ということで・・・カクテル・グラスで提供されるもの=ショート・カクテルも、間違いというわけでもないのです。
ショートカクテルは、度数が高いという勘違い
そして、ショートカクテル=きついお酒では、ありません。
相変わらず、誤解が多い事です。
ショートカクテルは、アルコール度数が高いお酒だと思っていらっしゃる方が、本当に多いです。
ショートカクテルで、ノンアルコールカクテルがある事は分かっていても、それ以外は違うと思われるようです。
カクテルのアルコール度数は、自由自在に、調整する事が可能です。
それは、ロングカクテルでも、ショートカクテルでも、変わりません。
ですから、ビールよりも軽いアルコール度数の、ショートカクテルも、簡単に作れます。
もっと、もっと、カクテルを楽しんで頂きたいと思います。
逆に、アルコール度数のきついお酒もできますが・・・
この場合は、ちょっと、対応が違ってきます。
作れ!と言われても、お客様の状態によっては、作らないのが、私のポリシー。
どれぐらいのアルコールなら、大丈夫か?コントロールさせて頂くようにしています。
ただ、すでに、他店で、かなりの量を召し上がっていらっしゃり、どうにもならない場合がありますが・・・
こういう場合は、早々に、お引き取り頂くしかないですね。
お酒は飲んでも、のまれるな!という事ですね。
では、また・・・