バー開業コンサルタントの老舗BAR講座・ショートカクテル、ロングカクテルの違いは?

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カクテルレシピ通りで美味しいカクテルは作れません。プロのバーテンダーの方法とは?自社ビルを建てた老舗バーが60年のノウハウを伝授。

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ショートカクテル、ロングカクテルの違いとは?

老舗バー開業コンサルタントFIZZ

老舗バー開業コンサルタントです。いつも、ご覧頂きありがとうございます。では、早速・・・

勘違いしているロングカクテルの画像

ショートカクテルと、ロングカクテルの意味の勘違い

今さらな気もしますが、基礎中の基礎のお話しです。

さて、あなたは、カクテルグラスに入っているのが、ショート??と、思っていませんか?

本来の意味を考えると、

  • ショート・カクテル → ショートタイム・カクテル
  • ロング・カクテル → ロングタイム・カクテル

このように思って頂くのが、最も理解しやすいと思います。



ショート・カクテルは、シェークなどをして、そのカクテルを飲む適温に冷やして提供されます。

それが、氷の入っていないグラスに入れて出されるため、適温状態である短い時間(ショート・タイム)で飲むカクテル!



ロング・カクテルは、氷がグラスに入っており、適温を維持でき、少しは、長い時間(ロング・タイム)をかけて飲んでも良いカクテル!

ただ、氷が入っていないという事は=カクテル・グラスなどのグラスで提供される事が大半!

ということで・・・カクテル・グラスで提供されるもの=ショート・カクテルも、間違いというわけでもないのです。

ショートカクテルは、度数が高いという勘違い

そして、ショートカクテル=きついお酒では、ありません。

相変わらず、誤解が多い事です。

ショートカクテルは、アルコール度数が高いお酒だと思っていらっしゃる方が、本当に多いです。

ショートカクテルで、ノンアルコールカクテルがある事は分かっていても、それ以外は違うと思われるようです。



カクテルのアルコール度数は、自由自在に、調整する事が可能です。

それは、ロングカクテルでも、ショートカクテルでも、変わりません。

ですから、ビールよりも軽いアルコール度数の、ショートカクテルも、簡単に作れます。



もっと、もっと、カクテルを楽しんで頂きたいと思います。



逆に、アルコール度数のきついお酒もできますが・・・

この場合は、ちょっと、対応が違ってきます。

作れ!と言われても、お客様の状態によっては、作らないのが、私のポリシー。

どれぐらいのアルコールなら、大丈夫か?コントロールさせて頂くようにしています。



ただ、すでに、他店で、かなりの量を召し上がっていらっしゃり、どうにもならない場合がありますが・・・

こういう場合は、早々に、お引き取り頂くしかないですね。

お酒は飲んでも、のまれるな!という事ですね。

では、また・・・

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